ジーザス、エブリワン!キートンです。
さて、今回はクリスチャンにとって大切な活動“福音伝道”についてお
まあ一般的にはカトリック用語の”布教”という表現のほうがなじみがあるかもしれませんね!
布教というとあまり良いイメージはないかもしれませんが、キリスト教徒にとっては最大の使命のようなもの。
そこでこの記事では、
- 福音伝道とは何か?
- 福音伝道の方法は?
などについてご紹介したいと思います!
あ、ちなみにクリスチャンでもよく間違えるのですが、“伝導”ではありません
この伝導だと、熱がブワーってなって、電気がビリビリーッて感じになっちゃいますから!(意味不明)
“導く”って漢字も入っているし、なんか字的にはそれっぽいんですけどね。
では、参りましょう!

Contents
“福音伝道”とは?

福音伝道を説明するためには、それぞれを分解すると分かりやすいでしょう。
まず福音という言葉は聞きなれないかもしれませが、直訳すると“良い知らせ”のことです。
では、良い知らせとは何かと言うと、
◎良い知らせとは?
- イエス・
キリストが人類の罪のために十字架にかかって、 後に復活されたということ。 - イエス・キリストを信じれば救われて、
神の国に入ることができるということ。
一方で、伝道というのはキリストの教えを広めてクリスチャンを増やそうとすること。
つまり、このような福音(良い知らせ)を未信者に伝えていくのが”
“ミッション”なんて言い方もしたりしますね。

カトリックでは伝道ではなく、”布教”や”宣教”と言うことが多いです。
ちなみに、新約聖書にある“福音書”という書物(マタイ・マルコ・

福音伝道はクリスチャン最大の使命!?

福音伝道をすることは、
伝道を職業とする人のことを”伝道者”や”伝道師”などと呼びますが、伝道の使命はクリスチャン全員に与えられています。
イエス様もこう語られました。
「イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。 19それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、 20あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。」
(マタイによる福音書 28:18-20)
また、別の箇所でもこう語られています。
「そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。 16信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。 17信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、 18へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。 」
(マルコによる福音書 16:15-18)
これらのイエス・キリストの命令を、“大宣教命令”なんて呼んだりしますね。

日本での福音伝道は激ムズ!?

福音伝道はクリスチャンの使命だというお話をしましたが、基本的に伝道というのは簡単なものではありません。
皆さんも1度は宗教の勧誘を断ったことがあると思うので、その難しさは想像できるかと思います。
特に、日本の場合はその難易度はさらに跳ね上がります。
なぜなら、日本のクリスチャン人口は1%未満という世界的に見てもかなりの低水準で安定してしまっているからです。
そもそも日本では宗教に対する偏見も強く、その中で福音伝道をするというのは並大抵のことではないんですね。
でも、だからこそその数少ないクリスチャンになることができた人間には責任があると思います。
日本にもいつか必ず大変革が起きると僕は期待していますよ!
難易度が高い分、やりがいもありますね!


キリスト教最大の福音伝道者は”使徒パウロ”!?

これまでの歴史の中で様々な伝道者がいたと思いますが、その中でも特に偉大なのはやはり使徒パウロでしょう。
パウロは元々キリスト教徒を迫害する者でしたが、神様と出会ったことで改心し偉大な伝道者へと変えられていきました。
彼が伝道者として、どのような功績を残したかというと、
◎パウロの伝道者としての功績
- キリスト教を民族宗教から世界宗教へと押し上げた
- 新約聖書に収められている手紙の多くを書いた
- 人生で3度の過酷な宣教旅行を行った(合計距離約2万キロ)
こんな感じです。

パウロは元は律法学者であり、大変教養のある頭のいい人物でした。
彼はその教養を伝道にも活かしていったのです。
これは教養のなかったイエス・キリストの12弟子にはできないやり方でした。
自分にしかできない伝道を熱心にしていく姿勢はクリスチャンが見習うべきものですね!

福音伝道にはどんな方法がある?
伝道には様々なやり方がありますが、代表的なものを見ていきましょう。
- 路傍(ろぼう)伝道
- 文書伝道
- 伝道集会
路傍(ろぼう)伝道

⬆僕の教会の路傍伝道の様子。1番左でギターを弾いているのがわたくしです。なんちゅう顔してるんだ。
路傍伝道とは、教会以外の駅前や道路などに出て伝道をするスタイルです。
賛美歌を歌ったり説教をしたりすることで福音を伝えていきます。
ちなみに、僕の教会ではギターやカホンなどの楽器と楽譜を持って駅前で賛美歌を歌うパターンが主です。
物珍しいのか、結構止まってくれる人もいるんですよねえ。
実際に、この伝道によって教会に来てくださった方もいますよ!

文書伝道

⬆路傍伝道の際にチラシも配ります。この時配ったのは、教会で行われる夏祭りのチラシ。
文書伝道とは、本や冊子などの出版物を配ることで伝道する方法です。
書かれている内容は、聖書の御言葉、説教、教会ホームページの情報などがあります。
ある意味最も手軽な伝道方法かもしれませんね!
配り方も、直接手渡しや郵便ポストに入れるなどバリエーション豊富です。
大きなイベントがあるときは、チラシを見て教会に来てくれる人が比較的増える傾向にありますね。

伝道集会

伝道集会とは、教会やホールなどで集会を開催し未信者に神様のことを知ってもらう方法です。
プログラムとしては、賛美歌や祈り、聖書の学び、説教の時間などが組み込まれています。
堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、若者向けで激アツの集会も結構あったりするんです!
かなり大規模なものも多く、集会ならではの熱気があるので試しに行ってみるのをお勧めします。
まとめ:福音伝道はキリスト教徒にとって最大の使命!

クリスチャンが世界的に極端に少ない日本において、伝道というのは決して簡単なものではありません。
宗教に対する偏見もかなり強いですからね。
しかし、だからといって初めから諦めてはいけません。
伝道によってイエスキリストの救いを受けられる人が増えるように頑張るのが僕たちクリスチャンの使命なのですから!
あ、でも伝道がクリスチャンの使命と言っても、
クリスチャンは鹿を狙うライオンのように皆さんに襲い掛かってくるわけではないので安心して下さい!
せいぜい耳元で聖書の御言葉をささやかれるくらいですから。(そっちのほうが怖い)
ではまた!
