ジーザス、エブリワン!キートンです。
天国とか地獄とかに行くの??
そんな疑問にお答えします。
“人は死んだらどうなるのか?”
皆さんも、一度は考えたことのあるテーマではないでしょうか。
なぜなら、人は死が怖いし、自分が死ぬまでその答えが分からないからです。
しかし、全ての真実が書かれた聖書には、死後の世界についても書かれています。
そこで、今回はクリスチャンの僕が、
- キリスト教は死後をどうとらえているのか?
- どうすれば天国に行けるのか?
などについて詳しく解説していきますね!
Contents
【Q&A】キリスト教の死後の考え方って?クリスチャンがお答えします!

結論から言いましょう。
人は死ぬと、キリストを信じた者は天国に、キリストを信じなかった者は地獄に行きます。
キリストというのは、2000年以上前に地上に来られた神の子イエスキリストのことですね。
ただし、これはかなり大雑把な言い方です。
もっと具体的にまとめると、以下のような感じになります。
キリストを信じた人 | キリストを信じなかった人 | |
死後 | パラダイス | よみ(ハデス) |
キリストの再臨以降 | 千年王国 | よみ(ハデス) |
最後の審判以降 | 新天新地(新エルサレム) | 地獄(ゲヘナ) |

教派によっても異なりますが、僕が所属しているプロテスタント教会では死後の流れをこのように考えますね。
なぜこんなにややこしいのかというと、天国や地獄にもいくつかの種類があるからです。
様々な聞きなれない単語が出てきていますが、天国の種類には、
- パラダイス
- 千年王国
- 新天新地(新エルサレム)
が、地獄の種類には、
- よみ(ハデス)
- 地獄(ゲヘナ)
がそれぞれあるということです。
そして、これらを大雑把にまとめると、
- 生前にキリストを信じた人 ➡天国に行く
- 生前にキリストを信じなかった人➡地獄に行く
ということになるんですね。
つまり、人間は死後、必ず天国か地獄のどちらかに分けられるということです。
1人の例外もありません。
では、死後の流れをそれぞれ深堀りしていきますね!
キリストを信じた場合の死後の流れ【天国行き】
では、まずキリストを信じた人たち(以下”キリスト者”)の死後の流れを見てみましょう!
☟天国については、こちらの記事をどうぞ

死後➡パラダイス

キリスト者は、死んだ後に、パラダイスという場所に行きます。
ここはいわば仮の天国のような場所で、肉体を離れて魂だけが神様のいる場所へと行くのです。
聖書には、死ぬ直前で、イエスにパラダイス行きを告げられた強盗が出てきます。
「42そして言った、「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」。 43イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」。」
(ルカによる福音書23章42、43節)
この強盗は、イエスと共に十字架で処刑されましたが、最期にキリストを信じたことでパラダイスに行くことができました。
一般的なイメージでは、このパラダイスに行った時点で、

と思うかもしれませんが、パラダイスはあくまでも仮の天国。
音楽で言えば、まだイントロに過ぎません。
本当の天国は、まだ先なのです!!

キリストの再臨以降➡千年王国

キリスト者は、死後神様と共にパラダイスで過ごしますが、それはある出来事が起こるまでの間です。
その出来事とは、キリストの再臨です。
キリストの再臨とは、2000年以上前に地上に来られたイエスが再び地上に来られることですね。
そして、この再臨の際に、凄いことが起きます。
なんと、パラダイスにいたキリスト者は肉体を持って地上に復活するのです!
。。。あー、皆さん、僕の頭がおかしくなったわけじゃありませんよ!!ちゃんと聖書に書かれているんですって!!
「彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。 5(それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。)これが第一の復活である。 6この第一の復活にあずかる者は、さいわいな者であり、また聖なる者である。この人たちに対しては、第二の死はなんの力もない。」
(ヨハネの黙示録20章4~6節)

実は、かつてイエスキリスト自身も、十字架で死なれた後に復活されています。
「20しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。」
(コリント人への第一の手紙15章20節)
同じように、そのキリストを信じた者も復活させていただけるのです。
そして、復活したキリスト者たちは、イエスと共に地上を支配することになります。
これを“千年王国”と呼びます。
この千年王国が築かれる際には、地上の悪は一掃され、平和が訪れるのです。
「また見ていると、かず多くの座があり、その上に人々がすわっていた。そして、彼らにさばきの権が与えられていた。また、イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり、また、獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。」
(ヨハネの黙示録20章4節)
最後の審判以降➡新天新地(新エルサレム)

そして、イエスの支配から千年経った後、いよいよ“最後の審判”が行われます。
これはキリストによる最後の裁きであり、ここで天国か地獄かの最終決定がなされるのです。
「11また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。 12また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。これはいのちの書であった。死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。」
(ヨハネの黙示録20章11、12節)
ただし、もう既にパラダイスや千年王国に行けていたキリスト者は、地獄に落とされることはありません。
なぜなら、天国にその名前が記されているからです。
こうして、最終的に選ばれた人は“新天新地(新エルサレム)”に行くことができます。
この新天新地こそ天国の完成形であり、キリスト者が最終的に行くところです。
「1わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。 2また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。」
(ヨハネの黙示録21章1、2節)
こうして、キリスト者は罪も死もない素晴らしい場所で、永遠に神様と共に生きることができるのです!

キリストを信じなかった場合の死後の流れ【地獄行き】
続いては、キリストを信じなかった人(以下”非キリスト者”)の死後の流れを見ていきまっす!
☟地獄については、こちらの記事をどうぞ

死後➡よみ(ハデス)

非キリスト者は、死後に“よみ(ハデス)”と呼ばれる場所に行きます。
ここは、非キリスト者が一時的に留まる場所のことです。
「23ああ、カペナウムよ、おまえは天にまで上げられようとでもいうのか。黄泉にまで落されるであろう。」
(マタイによる福音書11章23節)
キリスト教の中には、このよみにいる間もまだ天国に行く可能性があるという
“セカンドチャンス論”を唱える人たちもいますが、明確な答えは聖書に書かれていません。

いずれにせよ、よみ(ハデス)に行った人たちは、
最後の審判のときまでこの場所で過ごすことになります。
キリストの再臨以降➡よみ(ハデス)

キリストが地上に再臨されると、パラダイスにいるキリスト者は復活しますが、
非キリスト者は、まだよみ(ハデス)に留まったままです。
つまり、地上に千年王国が築かれている間も、ずっとよみ(ハデス)で待機しているということですね。
「5(それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。)これが第一の復活である。 」
(ヨハネの黙示録20章5節)

非キリスト者は、最後の審判のときまでよみ(ハデス)に留まり続けなくてはいけないのです。
にしても、待ち時間千年以上って、ディズニーランドのアトラクションもビックリですね!!
最後の審判以降➡地獄(ゲヘナ)

さて、ようやく千年王国が終わり、キリストによる最後の審判が行われる際に、
よみ(ハデス)にいる人たちは復活させられます。

キリストを信じていなかったのに、ちゃんと復活させてもらえるんだー!!
と思うかもしれませんが、これは良い意味での復活ではありません。
なぜなら、最後の審判で裁かれるための復活だからです。
そして、この時点で天に名前が記されていないよみ(ハデス)の人たちは、火の池に投げ込まれることになります。
「海はその中にいる死人を出し、死も黄泉もその中にいる死人を出し、そして、おのおのそのしわざに応じて、さばきを受けた。それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた。」
(ヨハネの黙示録20章13~15節)
これこそが真の地獄“ゲヘナ”です。
ゲヘナは、サタン(悪魔)や悪霊も行くことになっている恐ろしい場所です。
そこには、神様もおらず、永遠に火で焼かれ続けることになります。
「地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。」
(マルコによる福音書 9:48)
いやー、これはゾッとしますね。。
ってか、上の画像めっちゃ怖くないですか。。?


じゃあどうすれば天国に行けるの?【イエスキリストを信じましょう】

ここまで見た方は、怖くなって、

どうすれば天国に行けるの??
と思ったかもしれません。
しかし、ご安心を!
天国に行く方法はとても簡単です。
イエスキリストが私たちの罪のために死なれ、復活されたことを信じる。
ただ、これだけです。
天国に行くために、
- 1万回人を助けなきゃいけない
- 10万回祈らなくてはいけない
- 1億回滝に打たれなくてはいけない
などということはありません。
人は良い行いによってではなく、キリストへの信仰によってのみ救われるのです!!

聖書にもこう書かれています。
「8あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。 9決して行いによるのではない。それは、だれも誇ることがないためなのである。」
(エペソ人への手紙2章8、9節)
そう、私たちがこんなに簡単に天国に行くことができるのは、神様の大きな恵みなのです。
そして、それは
神様が私たち人間を愛しておられて、誰一人として地獄に落ちて欲しくないからなんですね!
本来、人間は罪深くて、とても天国に入れるような存在ではありません。
しかし、キリストを信じたときに私たちの罪は消え去り、天国に入るチケットが与えられるのです!
さあ、その恵みを今こそ受け取ろうではありませんか!!
☟救いへのステップについては、こちらの記事に詳しく書いています。

まとめ:人は誰しも必ず天国か地獄に行く!

キリストを信じた人 | キリストを信じなかった人 | |
死後 | パラダイス | よみ(ハデス) |
キリストの再臨以降 | 千年王国 | よみ(ハデス) |
最後の審判以降 | 新天新地(新エルサレム) | 地獄(ゲヘナ) |
まだ実感がないかもしれませんが、人は必ず天国か地獄に分けられるときが来ます。
そして、もしかしたら、天国に行くチャンスは今しかないかもしれません!
セカンドチャンスがないとは言い切れませんが、なかった場合もう取り返しはきかないのです。
ですから、今生きているうちにキリストを信じて救いを受け取りましょう!
そうすれば、神様と共に天国で永遠に生きることができるようになりますよ!!
キートンでした。

