ジーザス、エブリワン!キートンです。
皆さんは、普段から失敗をしていますか?
もしかしたら、

あるいは、

という方もいるかもしれません。
しかし、安心してください!
どんなに偉大で立派に見える人たちだってたくさんの失敗をしているのです。
いや、むしろ失敗をしてそこから学んだからこそ彼らは成功したのかもしれません。
例えば、聖書に登場する偉人や聖人たちだってそうです。
聖人と聞くと、欠点のない完璧超人をイメージしてしまいますが、とんでもない!
彼らはその生涯で様々な赤面ものの失敗をやらかしているのです。

そして、彼らのそうした失敗の黒歴史は聖書に全て赤裸々に書かれています。
そこで今回は、聖書に登場する人物たちの失敗エピソードをまとめてみました!
彼らの失敗を知ってクスっと笑うのも、親近感を覚えて安心するのも、その失敗から学ぶのもあなたの自由です。
ただし、聖人たちのイメージが著しく崩れる可能性があるので、心臓の弱い方はお気を付けください!!

Contents
- 1 聖人たちの失敗談まとめ12選!
- 1.1 禁断の果実食べちゃった!(アダムとエバ)
- 1.2 弟に嫉妬して殺しちゃった!(カイン)
- 1.3 酒に酔って全裸になっちゃった!(ノア)
- 1.4 奥さんを妹って偽っちゃった!(アブラハム)
- 1.5 神様の命令無視しちゃった!(モーセ)
- 1.6 惚れた女に弱点バラしちゃった!(サムソン)
- 1.7 ハゲを馬鹿にされてキレちゃった!(エリシャ)
- 1.8 人妻を妊娠させてその夫を殺しちゃった!(ダビデ)
- 1.9 異教の神様を拝んじゃった!(ソロモン)
- 1.10 イエスキリストを裏切っちゃった!(イスカリオテのユダ)
- 1.11 イエスキリストを3回も知らないって言っちゃった!(ペテロ)
- 1.12 イエスキリストの復活を疑っちゃった!(トマス)
- 2 まとめ:偉大な聖人たちも失敗しまくっている!
聖人たちの失敗談まとめ12選!
それでは、聖書の時系列に沿ってご紹介していきましょう!
◎聖人たちの大失敗エピソード12選!
- 禁断の果実食べちゃった!(アダムとエバ)
- 弟に嫉妬して殺しちゃった!(カイン)
- 酒に酔って全裸になっちゃった!(ノア)
- 奥さんを妹って偽っちゃった!(アブラハム)
- 神様の命令無視しちゃった!(モーセ)
- 惚れた女に弱点バラしちゃった!(サムソン)
- ハゲを馬鹿にされてキレちゃった!(エリシャ)
- 人妻を妊娠させてその夫を殺しちゃった!(ダビデ)
- 異教の神様を拝んじゃった!(ソロモン)
- イエスキリストを裏切っちゃった!(イスカリオテのユダ)
- イエスキリストを3回も知らないって言っちゃった!(ペテロ)
- イエスキリストの復活を疑っちゃった!(トマス)

禁断の果実食べちゃった!(アダムとエバ)


そして、神様から罪を問われたときに、他の人に責任をなすりつけてしまいました。
人類が罪を背負うようになったのは、私たちのせいなんです。すみません。。

「女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。」
(創世記3章6節)
最初の失敗談は、記念すべき初の人類であるアダムとエバさん。
しかし、彼らは何といきなりの大失敗をしてしまいます。
これはまだ、人類が罪を犯したことのない頃のお話。
神様は、彼らを”エデンの園”に住まわせ、そこにあるどの木の実も食べていいと言われていましたが、

と釘を刺されていました。
しかし、最も賢い生物である蛇に、

と誘惑されたエバは、思わず善悪を知る木の実を食べてしまうのです。
そして、こともあろうにパートナーであるアダムにも木の実を分け与え、アダムもそれを食べてしまいました。
しかも、彼らの失敗はこれだけに留まりません。
その後神様に罪を問われたアダムとエバは、責任逃れをしようとしたのです。
つまり、アダムは木の実をすすめたエバに、エバは誘惑をしてきた蛇に責任転嫁しようとしました。
しかし、これはもちろん神様にバレ、2人はこっぴどく叱られたうえにエデンの園からも追い出されてしまいました。
この事件こそ人類の罪の始まりであり、アダムとエバ以降人類は、
- 人間に寿命ができる
- 女性は苦しんで子を産まなくてはいけない
- 男性は働かなくては食べていけない
- 人類は彼らの罪を生まれつき引き継がなくてはいけない(原罪)
などの大きすぎる代償を払わなくてはいけなくなってしまいました。
そう、アダムとエバは後に出てくる聖書の人物たちの失敗のルーツといえるのです。
いわば人類の元祖であり、罪の元祖ですね。
だから、人生で失敗続きの皆さん、アダムとエバに抗議しましょう!!(これも責任転嫁)

弟に嫉妬して殺しちゃった!(カイン)


そして、弟を殺してしまった。
人類初の殺人が俺だなんて、情けないよな。。

「カインは弟アベルに言った、「さあ、野原へ行こう」。彼らが野にいたとき、カインは弟アベルに立ちかかって、これを殺した。」
(創世記4章8節)
カインは、弟のアベルと共にアダムとエバの間に生まれた人類初の兄弟。
親のアダムとエバが罪を犯してしまったので、それを教訓にして彼らは清らかに生きていきました。。とはなりませんでした。
ある日、カインとアベルは神様にそれぞれが捧げものをしました。
しかし、神様はアベルの捧げものだけを受け入れ、カインの捧げものは受け入れられなかったのです。
さあ、カインはこのことに嫉妬し、ぶち切れ。
弟のアベルを呼び出すと、襲い掛かり殺してしまいました。

これは人類初の殺人事件です。
カインは、両親のアダムとエバに続いて罪を犯してしまったのです。
その後、神様に叱られたカインはその地を追い出され、エデンの東の地に住むことになりました。

酒に酔って全裸になっちゃった!(ノア)


それも自分の息子たちの前で。。
きっと洪水も落ち着いて気が緩んでいたんでしょうなあ。。いやー、お恥ずかしい。。

「さてノアは農夫となり、ぶどう畑をつくり始めたが、 21彼はぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。」
(創世記9章20、21節)
ノアと言えば、”ノアの方舟”のお話でおなじみの人物。
世界が悪で支配されている中で唯一正しかった人物で、神様によって方舟を作ることを命じられ大洪水から助かることができました。
このストーリーを見る限りは、ノアはただの立派な人物にしか思えませんよね?
しかし、実はノアの方舟のお話の後にはノアのとんでもない醜態が書かれているのです。
ノアは大洪水を逃れた後、農夫になりブドウ畑を作るようになりました。
そして、ある日ノアは自分で作ったブドウ酒に酔ってテントの中で裸で寝てしまったのです。

この姿を見たノアの末っ子ハムは、外にいた2人の兄弟にこのことを言いふらします。
これに対して、ノアはぶち切れ。
ノアは、ハムに対して呪いの言葉をかけるのでした。(息子かわいそう)
んー、これは自業自得だと思うのですが。。

奥さんを妹って偽っちゃった!(アブラハム)


あなたでさえも失敗をしたのですか?
つまり、神様を信じ切れず、自分の妻を妹と偽ってしまいました。
しかも、これと同じ失敗を2度もしてしまったのです。。

「エジプトにはいろうとして、そこに近づいたとき、彼は妻サライに言った、「わたしはあなたが美しい女であるのを知っています。それでエジプトびとがあなたを見る時、これは彼の妻であると言ってわたしを殺し、あなたを生かしておくでしょう。どうかあなたは、わたしの妹だと言ってください。そうすればわたしはあなたのおかげで無事であり、わたしの命はあなたによって助かるでしょう」。 」
(創世記12章11~13節)
アブラハムは”信仰の父”という異名で知られ、
彼がいなければユダヤ教もキリスト教もイスラム教も生まれなかったとさえ言われる重要人物。
神様の命令とあらば自分の故郷を捨てたり、自分の息子さえもささげようとするなどまさにクリスチャンの鑑のような人物に思えます。
しかし、実はそんな彼も手痛い失敗をしているのです。
アブラハムはエジプトに行った際に、妻のサラを妹だと偽ったのです。

なぜこのようなことをしたのかというと、妻サラは美人だったため。
当時、妻は夫の所有物で、夫を始末して妻を奪うということも普通に有りえた時代です。
つまり、アブラハムにはサラを奪うために夫である自分が何者かに殺されるかもしれない、という不安があったのです。
そのため、サラを妹と偽ることで自分の身を守ろうとしたんですね。
しかし、この事実に、サラを自分の側室(本妻以外の妻)にしようとしていた王様は激怒。
なぜなら、それは不倫にあたり、当時不倫は重罪だったからです。
その後、神様の助けもあってなんとか事なきを得ますが、なんとアブラハムは全く同じ失敗を他の地でもしてしまいます。
神様を信頼し切れていないがゆえに起きた、信仰の父らしからぬ失敗でした。

神様の命令無視しちゃった!(モーセ)


それまでは、神様に忠実に行動していたというのに。。
この失敗のせいで、結局目指していたカナンの地に入ることも許されませんでしたよ。

「そのとき主はモーセとアロンに言われた、「あなたがたはわたしを信じないで、イスラエルの人々の前にわたしの聖なることを現さなかったから、この会衆をわたしが彼らに与えた地に導き入れることができないであろう」。」
(民数記20章12節)
聖書を代表する預言者であるモーセ。
彼は奴隷だったイスラエル人をエジプトから連れ出し、海を割ったり、神様から十戒を受け取ったりと素晴らしい働きをたくさんしました。
しかし、彼は結構怒りっぽいところがあり、その結果神様の命令を無視してしまったことがあるのです。
これはモーセがイスラエル人を引き連れて”カナン”という地を目指している途中のこと。
イスラエル人たちはモーセに、飲み水が欲しいと文句を言い始めました。
それに対して神様はモーセに、

と語られました。
しかし、モーセはイスラエル人たちが日ごろから度々不平不満を言うことにイラついていたのでしょう。
神様の言うことを無視して、岩を2回杖で叩くことで水を出してしまいました。
このやり方ではまるで、モーセの力で水を出したかのように見えてしまいます。
実際は神様の力なんですが。。
これに対して神様は、モーセが生きている間は約束の地カナンにたどり着けないことを告げます。
偉大な成果を出してきたモーセがカナンの地にたどり着けなかったのは、本人の失敗が原因だったのです。

惚れた女に弱点バラしちゃった!(サムソン)


僕が好きだった女性に泣きつかれて、うっかり自分の弱点を話してしまったんです。
この失敗が原因で、僕は力を失い宿敵であるペリシテ人に捕まってしまいました。

「彼はついにその心をことごとく打ち明けて女に言った、「わたしの頭にはかみそりを当てたことがありません。わたしは生れた時から神にささげられたナジルびとだからです。もし髪をそり落されたなら、わたしの力は去って弱くなり、ほかの人のようになるでしょう」。」
(士師記16章17節)
サムソンといえば、圧倒的な怪力を誇る士師として有名な人物。
ライオンを手で引き裂く、ロバのあご骨で敵を1000人打ち殺すなど彼の怪力エピソードには枚挙に暇がありません。
しかし、彼には致命的な弱点がありました。
それは女に弱いということです。

サムソンはあるとき、デリラという美女に夢中になっていました。
そして、敵であるペリシテ人に買収されたデリラはある日サムソンに弱点を尋ねます。
最初こそ嘘をついてごまかしていたサムソンですが、何度も泣きついてくるデリラについに真実を打ち明けてしまいます。

こうして寝ている間に髪を剃られたサムソンは力を失い、ペリシテ人たちに捕まってしまいました。
最期は一矢報いるものの、結局この失敗が原因でサムソンは命を落としてしまいます。
女性怖すぎぃ!!

ハゲを馬鹿にされてキレちゃった!(エリシャ)


そのことを子供にバカにされたので、ついかっとなってクマに彼らを襲わせて殺してしまったんです。
ちょっとやり過ぎてしまったかな。。

「彼はそこからベテルへ上ったが、上って行く途中、小さい子供らが町から出てきて彼をあざけり、彼にむかって「はげ頭よ、のぼれ。はげ頭よ、のぼれ」と言ったので、彼はふり返って彼らを見、主の名をもって彼らをのろった。すると林の中から二頭の雌ぐまが出てきて、その子供らのうち四十二人を裂いた。 」
(列王記下2章23、24節)
預言者エリヤの弟子であり、”奇跡の預言者”と言っていいほどその生涯で様々な奇跡を行った預言者エリシャ。
しかも彼は、死んでからもなお奇跡を起こすという離れ業さえ行ってしまったほどの人物。
しかし、彼にはかなりぶっ飛んだ失敗(というより黒歴史?)エピソードが残されています。
それは、自分のハゲを馬鹿にした子供たちをクマの手で殺したというもの。
あるとき、ベテルという地を上っていたエリシャに、町の子供たちはこんなことを言いました。

エリシャは自分の頭皮のことを気にしていたのでしょう。
これにぶち切れ子供たちを呪いを込めてにらみつけると、なんと森から2頭のクマ
いやいや子供相手にここまでするか、という感じもしますがコンプレックスというのは誰にでもあるもの。
くれぐれも人のコンプレックスを安易にいじったりしないようにお気をつけくださいね。。(震え声)

人妻を妊娠させてその夫を殺しちゃった!(ダビデ)


僕はかつてある人妻の女性に恋をしてしまい、その人を妊娠させたうえに夫を殺してしまったんです。
あれは僕の人生における最大の汚点でしょう。。

「そこでダビデは使者をつかわして、その女を連れてきた。女は彼の所にきて、彼はその女と寝た。(女は身の汚れを清めていたのである。)」
(サムエル記下11章4節)
キリスト教以外の人にも広く知られているイスラエルの英雄ダビデ。
少年にして巨人ゴリアテを倒し、歴史的な名君として名をあげるなどまさにパーフェクトな活躍をしていました。
しかし、そんなダビデも生涯で痛恨の失敗をしでかしてしまいます。
なんと人妻バトシェバを妊娠させ、その夫であるウリヤを戦死させてしまったのです。

現在なら凶悪犯罪レベルであり、今回ご紹介している失敗の中でも相当罪が重いといえます。
英雄ダビデも性欲には勝てなかったのです!
罪を犯した後、ダビデは猛反省して神様に悔い改めますが時すでに遅し。
罰として、バトシェバとの間に生まれた最初の子供は死に、後に息子のアブサロムが反乱を起こすという事件まで巻き起こります。
そして、ダビデとバトシェバの間に生まれた2人目の子供が、次にご紹介するソロモンです。

異教の神様を拝んじゃった!(ソロモン)


だからこそ、神から知恵も授かり、イスラエルの全盛期を築くことができたのだと思う。
しかし、いつからか愛する妻たちの影響で、私は異教の神を拝むようになってしまった。
私の死後にイスラエルが分裂してしまったのは、この私の罪のせいなのだ。面目ない。。

「ソロモンが年老いた時、その妻たちが彼の心を転じて他の神々に従わせたので、彼の心は父ダビデの心のようには、その神、主に真実でなかった。」
(列王記上11章4節)
さて、ダビデとバトシェバの間に生まれたソロモンは、聖書でも最も頭のいいと言える人物。
神様から知恵を授かり、イスラエルの全盛期を築くなどその繁栄っぷりは”ソロモンの栄華”と呼ばれるほどでした。
しかし、ソロモンには700人もの妻と300人の愛人がおり、このハーレム状態がソロモンを狂わせました。
この奥さんたちには外人も多く、異教の神様を信じている女性もたくさんいました。
そして、ソロモンは彼女たちに異教の神を拝むことを許可してしまったのです。
しかも、その後ソロモン自身も異教の神を拝み始めてしまいます。

何度忠告をしても偶像崇拝をやめなかったソロモンに対して、神様は激怒。
後にイスラエルが分裂してしまうことを告げます。
この予告は実現し、ソロモンの死後イスラエルは北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂してしまうのでした。

イエスキリストを裏切っちゃった!(イスカリオテのユダ)


私は師であるイエスキリストを裏切り、ユダヤ教の人たちに売ってしまったのです。
その結果、イエス様は十字架に架けられて殺されてしまいました。
今や私はすっかり裏切り者の代名詞です。。

「時に、十二弟子のひとりイスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところに行って 言った、「彼をあなたがたに引き渡せば、いくらくださいますか」。すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った。」
(マタイによる福音書26章14、15節)
12弟子の1人イスカリオテのユダが犯した失敗は恐らく、聖書において最も大きく最も有名な失敗といえるでしょう。
何しろ、あのイエスキリストを裏切り処刑にまで追い込んだのですから。
今でもユダというと裏切りを意味するくらいです。
ユダは元々、イエス様一行の会計係を任されており皆からも信頼されていました。
しかし、ユダはある日イエス様を敵であるユダヤの祭司長たちに売り渡してしまったのです。

動機はいまだにはっきりとは分かっていません。
イエス様に有罪判決が下った後になってユダは激しく後悔し、受け取った銀貨を祭司長たちに返そうとしますが、彼らはこれを無下に拒否。
ユダは絶望し、銀貨を神殿に投げ込むと首を吊って自殺してしまいました。
何というかあまりにも悲劇的な失敗ですよね。

イエスキリストを3回も知らないって言っちゃった!(ペテロ)


その度にイエス様に叱られましたが、最も大きな失敗はイエス様のことを3度も知らないと言ってしまったことです。
前々からイエス様からも予告されていましたが、その通りになってしまいました。
いやー、あのときは泣いたなあ。。

「ペテロは外で中庭にすわっていた。するとひとりの女中が彼のところにきて、「あなたもあのガリラヤ人イエスと一緒だった」と言った。するとペテロは、みんなの前でそれを打ち消して言った、「あなたが何を言っているのか、わからない」。」
(マタイによる福音書26章69、70節)
こちらもユダと同じくイエス様12弟子の1人であるペテロの失敗です。
ペテロは12弟子のリーダー的な存在で、こうして聞くと立派なしっかり者をイメージするかもしれません。
しかし、実際は数えきれないくらいほど失敗をし、その度にイエス様に叱られているおっちょこちょいな人物。
聖書には“ペテロのいるところに失敗あり”という慣用句があるくらいです。(※ありません)

しかし、ペテロが犯した数ある失敗の中で1つを選べと言われたらやはりこれです。
それは、イエス様が捕まった後に、関係者であることを疑われイエス様のことを3度も知らないと言ってしまったこと。
しかも、こうなることはイエス様の口から事前に予告されていました。
「イエスは言われた、「よくあなたに言っておく。今夜、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」。」
(マタイによる福音書26章34節)
ペテロは知らないと3度言った後にイエス様のこの言葉を思い出して、外で激しく泣きました。
ちなみに、こんなペテロもイエス様が昇天後は立派なリーダーへと成長していきます。

イエスキリストの復活を疑っちゃった!(トマス)


もちろん、イエス様には叱られましたよ。
12弟子としてほんと恥ずかしいですね。。

「ほかの弟子たちが、彼に「わたしたちは主にお目にかかった」と言うと、トマスは彼らに言った、「わたしは、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとにさし入れ、また、わたしの手をそのわきにさし入れてみなければ、決して信じない」。」
(ヨハネによる福音書20章25節)
さあ、またまた12弟子による失敗です。
そのメンバーの名前は、トマス。
彼は“疑いのトマス”、”不信のトマス”などと呼ばれているのですが、これは彼がイエスキリストの復活を疑ったことに由来します。
イエスキリストは十字架の死から復活された後、弟子たちの前に現れました。
しかし、その中にトマスはいなかったため、他の弟子たちがイエスキリストの復活をトマスに報告したのです。
ところが、トマスはそのことを信じず、

と言ってしまったのです。
しかし、その後トマスの前にイエス様が現れ、

見ないで信じる者は幸いだ。
と叱られてしまいました。
彼の”疑いのトマス”という不名誉な呼び名は、この失敗からきているんですね。


まとめ:偉大な聖人たちも失敗しまくっている!

◎聖人たちの大失敗エピソード12選!
- 禁断の果実食べちゃった!(アダムとエバ)
- 弟に嫉妬して殺しちゃった!(カイン)
- 酒に酔って全裸になっちゃった!(ノア)
- 奥さんを妹って偽っちゃった!(アブラハム)
- 神様の命令無視しちゃった!(モーセ)
- 惚れた女に弱点バラしちゃった!(サムソン)
- ハゲを馬鹿にされてキレちゃった!(エリシャ)
- 人妻を妊娠させてその夫を殺しちゃった!(ダビデ)
- 異教の神様を拝んじゃった!(ソロモン)
- イエスキリストを裏切っちゃった!(イスカリオテのユダ)
- イエスキリストを3回も知らないって言っちゃった!(ペテロ)
- イエスキリストの復活を疑っちゃった!(トマス)
どうですか?
聖書の偉人たちも中々の失敗をやらかしているでしょう??
いくら聖人として尊敬されていようと、彼らも所詮は人間。
失敗をしない完璧な人間などいないのです!

ですから、皆さんも失敗を恐れる必要はありません!
人は失敗をして成長していくのです。
むしろ、失敗を恐れて何もしないことが一番の失敗です。
ぜひとも、失敗にまみれた人生を送っていきましょう!!(言い過ぎ?)
ではでは!

